任意売却救急センターの木藤です。
結論から言いますと、『借地権がいい』
なぜと言いますと費用対効果が良いからです。
一般に所有権が良いと固定した概念があるからだと思います。
2年の点で検証します。①誰が使うのか?②資産価値はどうか?
☆自分で使用し使っていくうえでは、借りた方が安く運営できます。所有権にした場合、元本の他に利息を支払いますが、元本を支払っている間に何年かかるでしょうか?もし元本を支払わなくて利息だけを支払っていたらどうでしょう?
『所有権はあるけど購入した時から借金が返されていない状態』・・・・・・・・A
『賃貸していて毎月家賃を支払っている状態』・・・・・・・・・・B
A・Bは支払っている内容が違いますが、私から見たら同じように思えます。つまり、『金利を支払う』→『家賃を支払う』 同じことでは?
☆資産価値を検証します。ここでは、土地の場合について言及します。
よくみなさん、借地権割合という言葉を聞いたことありますか?
相続税の計算をするときに路線価という評があります。そこには、借地権割合が記入されております。
よく見ると『6:4』 『7:3』という比率が書いてあります。
何かわかりますか?
そうですこれは、実勢価格にて売却した場合の土地の割合です。
『6:4』の場合 例 1000万円 6=600万円 4=400万円
『借主:貸主』→借主600万円 貸主400万円
おかしくありませんか? 所有権を持っている貸主が400万円しか価値がないのです。
結論:所有権という権利はあくまでも一般的に知られた権利であるだけです。借地権>所有権のほうが使用目的をはっきりとしていて費用対効果がありあます。言い換えれば、借地権のついていない土地の所有権は、価値があってもついている所有権には価値が低くなることを意味しています。両方同じ所有権ですが、前者以外は、借地権が価値があると考えています。
ここで再度言い換えれば、保険に例えると
『所有権』 総合生命保険『積立式の生命保険』
『借地権』 掛け捨て型のがん保険(入院時の一時保障あり)
といったイメージじゃないかな?
みなさんよく考えてください。
所有権を得ようとしてそれに魅了され借金を積み重ねた結果、自己破産や競売にかけられてしまうのでわないのでしょうか??
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